2021/12/11

湖南に戻ってきていきなり有機・無農薬でコシヒカリつくるんだものなあ・・・

妻が最近、湖南のプロの農家から聞かされた言葉・・・。

<あんたたちが湖南に戻ってきても、あんたたちに誰もコメの作り方、教えねえことになってたんだ。それなのに、湖南に戻ってきて、いきなり、有機・無農薬でコシヒカリをつくって、収穫するんだものなあ・・・>。

1970年代前半、<「百姓」という言葉は・・・差別用語に準ずる言葉として、当の百姓に何の相談もなく追放された>。マスコミ・役所・教育機関・学会から・・・。<ところがいつのまにか、これも百姓に相談もなく、こっそりと「準差別用語」の指定を解かれ、マスコミでも「あくまでも本人が使用する場合には」使っていいようになっている。・・・今後も全面的な「解禁」に向けて努力を続けたい>・・・というのは、『百姓学宣言』の著者・宇根豊さんです。

なぜ、百姓という言葉が、準差別用語と認定されることになったのか・・・。筆者は、その背後に、差別思想<貧農史観>があるのではないかと思っています。部落ないし部落民という言葉が<差別用語>として忌避されるようになった背後には、差別思想<賤民史観>があるように・・・。日本の左翼思想の学者・研究者・教育者・運動家は、差別思想がお好きなようで、<賤民史観>、<貧農史観>をでっちあげ、人々に、被差別意識を植え付け、反体制的な人間にしたてようとする。その狙いとするところは、差別からの解消ではなく、被差別を根拠に国や地方公共団体から各種補助金を有利に獲得するため・・・。日本の左翼思想の学者・研究者・教育者・運動家に共通している特徴は、差別を利用して<金儲け(補助金の獲得)するところにあります。

差別思想が、人々に深刻な影響をもたらす。近代農法である、化学肥料・農薬除草剤の多用・大型機械の導入による大規模農法をする農家たちは、有機・無農薬で昔ながらの農業をする百姓を差別するか如くにバカにします。農家の農業と、百姓の農業は、似て非なるもの・・・。農家は百姓のまねはできないし、百姓も農家のまねはしない。

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