昨日から今日、吉永正義著『神の言葉の神学』の、カールバルト著『教会教義学 神の言葉の教義 Ⅰ-1』の引用部分&要約部分をマーカーで色分けをしていました。作業をしながら、<これって、完全に著作権法違反になるのでは・・・?>と思いましたが、バルト著『教会教義学』の翻訳者ならではの特権があるのかもしれません。
夕方、英訳版、Barth著『Church Dogmatics Ⅰ-1 』の『The Doctrine of the Word of God』と照合してみましたが、筆者、あ然・・・! <なんだ、この吉永正義著『神の言葉の神学』の難解な訳は・・・? ヤスパースの『哲学』(全3巻)は、難解でも、精読しているうちに理解できるのですが、吉永正義著『神の言葉の神学』のⅠ-1の引用と要約は、理解できない・・・。それにひきかえ、英訳の『Church Dogmatics Ⅰ-1 』の読みやすいこと・・・。英訳は、<説教者のための教義学>と思われますが、邦訳・吉永正義訳の悪しき哲学書のよう・・・!
筆者、日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師を辞任して隠退牧師になって、妻のふるさと湖南に帰郷・帰農するとき、日本の神学者の書いた神学書・説教集の大半を廃棄してきました。この吉永正義著『神の言葉の神学』は、昨年の10月に、インターネットの日本の古本屋経由で1,680円で購入したものですが、この本、やがては廃棄することになります。
2022/01/23
吉永正義著『神の言葉の神学』は・・・
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