筆者74歳・・・
自分の人生を振り返って、<真師>と言えるお方は、ただひとり、主イエスさまのみ・・・。『文語訳聖書』では、<導師>と訳されています。『口語訳聖書』では、<教師>・・・。
ヤスパース著『哲学Ⅰ』には、哲学を独学するすすめがあります。大学で、哲学の教授から指導を受けて、その結果その弟子になり、学派・学説の担い手となる・・・。そのことによって<哲学するはたらきを失ってゆく>。哲学を職業とするとき、<権勢を発揮することのできるような営みに堕落するという危険>がともなうようになる。大学で、哲学を学んだからと言って、その人が哲学することができるようになったとは言えない。ヤスパースは、『哲学Ⅰ』で、哲学を独学するときの方法について言及しています。<過去の哲学するはたらきを我がものとするということは、原典を理解することによって成就される。・・・理解する者は謂わば自己を著者の傍らに置き、出来るだけ具体的に著者の世界に入ってゆく。そうすることによってはじめて、もはや習得するということではなく、自己固有の歴史性にもとづき歴史的な哲学するはたらきの中に参徹することを意味するところの、我がものとするということが可能となる・・・>。
ヴィトゲンシュタインは、<語りえぬものについては、沈黙せねばならない>と『論理哲学論考』の最後に記していますが、ヤスパースは、<語りえぬものの前にひざまづかなければならない>といいます。筆者にとっては、<語りえぬもの>とは、主イエスさまのこと・・・。人となりたもうた神・・。十字架と復活の主・・・。ヤスパースは、<人は誰でも哲学において、彼が本来すでに知っていたものを理解する>といいます。哲学をした結果包括者にであうのではなく、包括者に出会うことによって、真の哲学を遂行することができると・・・。
2022/01/14
私の真師はひとり、主イエスさまのみ・・・
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