今日は、2021年度の市県民税の申告のための準備作業をしていました。市県民税の申告は、2月15日からですが、毎年、湖南の赤津村は、市県民税の最初の申告会場になります。白色申告の農業簿記は、市が指定した書式で作成しますが、領収書は、『農業日誌』に領主所の日付毎に貼り付けます。昨年、日本語データベース桐でパソコンで処理しようと思ったのですが、管理工学研究所の元社員の方に散々批判されて、意欲を喪失・・・、2021年度もこれまで通りの方法で手作業で帳簿を作成して申告会場に赴くことにしました。
田畑4.6反で、豪雪地帯の会津の山郷に属する、妻のふるさと・湖南の赤津村は、11月~4月頃まで雪に埋もれて農作業ができなくなります。田畑で作業できるのは、わずか6か月間・・・。夏野菜の播種は2月中旬、稲の種もみの浸種は3月彼岸に行いますので、コシヒカリの栽培は、浸種から籾摺りをして玄米保冷庫に貯蔵するまで8~9か月かかることになります。しかも、筆者と妻は、有機・無農薬栽培で、コメはすべて自給用・・・。余った米は、冬のスズメや野鳥、たぬきなどの餌になります。それでもあまると、田畑転換した畑にまいて肥料にします。販売すると、販売経費がかさみ赤字が増えるだけなので・・・。
市県民税の申告準備をしながら、筆者と妻の、年金暮らし&百姓暮らしの<決算>もすることになります。湖南の赤津村の農家の中で、一番小さな農家といわれる、妻の実家での、筆者と妻の暮らしは、プロの農家である<ここらのもん>から見るとバカにする対象以外のなにものでもありません。妻の実家が一番ちいさな<貧しい農家>であるというなら、その他の農家は、筆者と妻の暮らしよりはるかに豊かな暮らしをしているに違いないので、他者に対する配慮をする必要から解放されることになります。
2022/01/30
市県民税の申告準備・・・
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