2022/01/11

湖南に住むようになって、いい人に出会った・・・?

昨夜、妻が語り掛けてきました。<あなた、湖南に住むようになって、いい人に出会った・・・?> それで、筆者、こころにのこっている方々の話をしました。すると、妻は、<ああ、よかった・・・。あなたの話ていることを聞いて、わたしも、元気をもらったわ・・・。わたしたちのこと、こころにかけてくださるかた、いるのね・・・。ひとに頼らず、自立して生きている人って、お互いにわかりえるのね・・・。ここらのもんと群れをなして、よそもんにいやがらせする人ばかりだと思っていたけれど、その群れに入らないで自分の生き方をまっとうしているひとがいるのね・・・>と、ひとりごとをいうようにつぶやいていました。

ある農家が筆者に語り掛けてきた話し・・・。<吉田くんは、ここらのもんが農業をやめる年になって湖南に戻ってきて百姓してるんだべえ? 歳をとってから、農業をはじめたんなら、死ぬまで続けなければだめだぞ。やめた途端に、いのちがつきてしまう。吉田くんは、いつも、農機を使わないで、スコップや鍬で土を耕してる・・・。ここらの農家が米つくりをやめなければならなくなるのは、鍬や鎌が使えなくなったときだ。ここらのもんは、鍬や鎌を使わないで、大型トラクターで耕したり、コンバインで収穫したりしているべえ。農業機械を運転するのは、90になっても100になってもできる。だども、鍬や鎌で作業することは思ったより早くできなくなる。そのときが、農業をやめるときになる。しかし、吉田くんは、夫婦そろって、鍬や鎌で作業しているべえ。毎日、農道を通って観察しているが、ふたりともてぬきはしねえなあ・・・。楽しようと思って、農業やめたらだめだぞ!あんたらなら、80になっても、90になっても、自分の食べる米や野菜は自分たちでできる・・・。おらあ、判断間違った。農業やめて、すきな趣味に生きようと思ったら、このざまだ。気がついたときには、すべての農業機械を売ってしまって、もう一度そろえることはできなかった。農家は、農業をやめたら、農家ではなくなる・・・。農家は、死ぬまで農業を続けなければなんねえ。それがほんとうの農家の生き方だ。吉田くん、死ぬまで、鍬と鎌を手から離すな! おらあ、あんたらを手伝ってやりてえが、助言しかできねえ・・・>。

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