午後、棚田の育苗用ハウスの様子を見にでかけました。常夏川沿いの五差路のひとつにくるまをとめて、あとは、徒歩で、妻の実家の棚田の田に向かいました。積雪量が思った以上に多く、途中1mほどの積雪になっている場所もありました。
たどりつけたのは、妻の実家の棚田の田の西側の農道まで・・・。それまで、いろいろな角度から、コンパクトデジカメで写真を撮って確認しました。育苗用ハウスの南側は1m数10cm積雪しているようでしたが、北側は40~50cm・・・。棚田の上方にある、専業農家のトマト栽培用農業用ビニールハウスの北側も1m数10cm積雪していました。その南側の写真も撮ろうとしたのですが、農道の雪が深くて、撮影ポイントまでたどりつくことができませんでした。
2013年月4月1日に帰郷・帰農した年に、簡易温室を立て、その次のはる稲の育苗のために棚田の上段の田に育苗用ハウスを建てましたが、湖南の赤津村のプロの方々から、<ここらの雪の酷さを知らねえんだべえ?素人がつくるハウスなんぞ、雪の重みですぐ潰れてしまう! 潰れて、なきべそかくのを見るのが楽しみだなあ!>とバカにされていました。2014年の2月、大雪で、農業用ビニールハウスが変形したり倒壊したりした雪害被害がテレビニュースで報道されていました。その年農業用ビニールハウスの資材が不足して、業者に頼むと7月頃になるということでした。それで、筆者と妻、郡山のホームセンターを回って資材をかき集めて、育苗用ハウスをつくりました。それを見にきたプロの農家は口々に、<22mm径パイプ? こんなんでは、雪でつぶれるべえなあ・・・>と評していました。しかし、福島県農業試験場の調査では、農業用ビニールハウスが積雪で倒壊するのはパイプの径ではなく構造にあるとのことでしたので、22mmのパイプを使って、雪害に強い構造の育苗用ハウスにしました。しかし、積雪で潰れて、彼らの物笑いのタネにされるのもしゃくなので、冬は、ビニールシートをはがすことにしました。それで、豪雪にも倒壊することがなかったのですが、今年9年目にして、はじめて、妻の実家の棚田の田に建てた育苗用ハウスが積雪仕様になっているのかどうか確認するためのテストをしてみることにしました。ビニールシートを張ったままにしていたのですが、これまでの大雪による雪害被害は、無事切り抜けたようです。
これまで、風と雪が激しい、妻の実家の田のある棚田では、誰も農業用ビニールハウスを設置したことはないとのことでしたが、筆者と妻が育苗用ハウスをつくったあと、専業農家の方がトマトの栽培のために農業用ビニールハウスを2棟つくりました。現在のところ、その専業農家の農業用ビニールハウスも、筆者と妻がつくった素人百姓の農業用ビニールハウスも雪害を免れています。
2022/01/09
棚田の育苗用ハウスの様子を見にでかける・・・
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