昨夜と今日の午後、ヤスパース著『哲学』(全3巻)の<哲学Ⅱ>を読んでいました。精読していますので、それほど分量を読みこなすことができるわけでありませんが、<哲学Ⅰ>をよみはじめたころの読書の進捗状況とは雲泥の差があります。
ヤスパースの『実存開明 哲学Ⅱ』を精読しながら、筆者のものの見方、考え方がヤスパースの哲学に大きく影響されていることを確認すると共に、<哲学>について<講義>(授業)をしてみたくなりました。
部落差別問題にまったくの門外漢であった筆者が、日本基督教団西中国教区総会によって部落差別問題との取り組みを強制されることに端を発した、筆者の部落差別問題とのとりくみ・・・。その取り組みの内容は、2005年にインターネットのブログ上で公開執筆した『部落学序説』に紹介しています。部落差別問題の門外漢である筆者がなぜ『部落学序説』を執筆するにいたったのか、なぜ『部落学序説』を執筆したのか、そのときの筆者のものの見方、考え方は何であったのか・・・、それを言葉に表現することを可能ならしめてくれるのが、ヤスパースの『哲学』(全3巻)です。高校2年生のときに読んだヤスパースの『哲学入門』は、『哲学』(全3巻)の要約・概説のようなものであり、それを生きてきた筆者が、74歳になってその『哲学Ⅱ』を読んで、筆者がこれまで考えてきたこと、生きてきたことを整理することができるのは、ある意味、必然です。
『部落学序説』執筆の背景にあるのは、ヤスパースの実存哲学である、といってもいいのではないかと思っています。社会学や心理学、唯物史観などではたどりつくことができない解放理論です。
2022/01/31
哲学とは何か・・・
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