今朝、棚田の田に自転車ででかけたとき、農道のまわりのプロの農家が栽培しているあきたこまちの穂が出揃っているのが目に入りました。 どちらを向いても穂が出揃っています。
湖南の赤津村のプロの農家の田植えより1か月遅れで田植えをした、妻の実家の棚田の田は農道から見る限りほとんど出穂していません。 毎年繰り返されるプロの農家の、<ここらのもんの田はみんな穂が出揃ってるべえ? おめえの田は全然穂が出てねえ! これじゃあ、今年は青立ちしてコメは採れねえなあ! 採れなくて泣きべそかくの、見るのが楽しみだなあ! >とからかいの言葉を投げかけられるのが常ですが、3月20日熱湯消毒浸種して4月20日に播種、育苗して5月2~530日頃、葉齢4.0~4.5で田植えをするのが自然の流れ・・・。 どの農家よりも早く浸種して、どの農家よりも遅く出穂を迎えることになります。
栽培するコメの品種も栽培法も異なりますので、<ここらのもん>のプロの農家の一般常識・通説に基づく批難・批判はほとんど何の意味もありません。 大型農業機械・化学肥料・農薬除草剤を用いた<従来型農法>をしているプロの農家から見ると、小型農機と有機無農薬栽培を用いた妻と私の<有機農法>は間違いだらけの栽培法に見えるようです。 有機無農薬栽培は、大型農業機械・化学肥料・農薬・除草剤を買う<カネさ持ってねえ>貧乏百姓の営みであるようです。
純然たる農村的地域社会で<よそもん>が農を生きるために必要なものは<馬耳東風> (pass off someone like water off a duck's back) という姿勢です。
2023/08/02
湖南の赤津村のプロの農家のあきたこまちは穂が出揃う・・・
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