2024/01/03

湖南の郷土史・民俗誌をひもとく・・・

    今日はくもり空が広がっています.

    
朝8:30ころ居間のテレビを付けますと, なにとなく違和感を感じました. ”令和6年能登半島地震” や被災地に救援物資を送る海上保安庁の航空機とJALの航空機が衝突した事件について報道しているテレビ局, 地デジもBSも一つもありませんでした. 

    それで, 妻と一緒に見ていたのが, NHKの ”玉鋼の十二人 奇跡の鉄を生み出せるのか【完全版】” (NHK BS 2024年1月3日(水)午前10:15 ~ 午前11:15)"

    "世界中で, 島根県の奥出雲にしかないものづくり・たたら製鉄. 粘土の釜, 砂鉄, 木炭の炎から, 日本刀の原料となる奇跡の鉄・玉鋼を生み出すべく, 12人のスーパー職人が集結した. しかし, コロナ感染の拡大で, 作るチャンスはただ一度限りに. しかも, リーダー格の熟練職人が病欠するなど, 予期せぬ事態が相次いだ. はたして, 玉鋼を無事生み出すことができるのか. 日本のものづくりの神髄に迫る群像ドキュメンタリー."

    私は, 書斎の郷土資料の書棚から, 数冊本を取り出して, テレビをみながらひもといていました. 岩田めぐみ著 ”たたら”, 佐藤一男著 ”ふくしまの鉱山”, ぐるっと湖南伝承会 ”ぐるっと湖南ーふるさとの文化遺産ー”・・・. 以前, 湖南史談会で, 湖南町赤津村の土橋にある 会津藩の ”東岐製鉄所” の現地調査に同行したことがあります. 常夏川の砂鉄を採取したたら製鉄, 刀をつくるための鋼を製造したところで, 妻の実家の棚田の田の近くには, 鉄を出荷するときの駅や番所の跡もあります. 

    ”猪苗代湖南民俗誌・続編” を読んでいて, 妻の母方の先祖のことが書かれているのを読みました. メモ書きして分析したあとがありましたが, すっかり記憶から抜け落ちていました. 1枚の古老の写真を見て, ”この人の目, おかあさんにそっくりだと思わない?” と語りかけますと, 妻は, ”ほんとうによく似てる, 目だけでなく顔も・・・” と話していました. 生前, 妻の実家のおとうさんから聞かされていた先祖の話は, 妻の父方の話がほとんど・・・.   ”猪苗代湖南民俗誌・続編” には, 妻の母方の話が出ていましたので, それらを総合しますと, 妻は, まったくの旧会津藩領地の山里で生まれ山里で育った ”ここらのもん” の末裔・・・. 妻を, 私と一緒に ”よそもん” と排除・疎外している農家は, ”ここら” に ”よそ” から嫁入りしたり婿に入ってきた人々ばかり・・・. 妻は, 血筋・家柄, 旧会津藩領地の百姓の末裔・・・. 私の母は, 阿波の国の百姓の末裔・・・. 

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