今朝, 昨日, 妻がついた豆餅を切ったあと, その切れ端をストーブの上で焼いて食べながら, 山田弘著 ”中学英語で日本の歴史が紹介できる” の精読をはじめました. 日本語の原文には, 番合が降られていませんが, 翻訳した英文の方には番号が振られています. それを照合しながら読んでいったのですが, Google翻訳を使えば, 簡単に日本語の文章を英語に翻訳してもらうことができそうだと思いながら, 比較していきますと, 日本語の原文にはないのに英訳した文章にはある表現, 逆に, 日本語の原文にあるのに英訳した文章には削除されている表現があります. それを見ていますと, 私から自然に笑みがこぼれてしまいました.
山田弘先生らしい英作文だ・・・!
山田弘先生は, この本でただ単に日本語を英語にする技術を教えているのではなく, 日本語の文章を英語に翻訳するときの, 基本的な心構えをも言外で教えているのだと分かりました. English Writing の世界に, 日本のおもてなしの精神を織り込んだようです. 山田弘先生は, 最初の ”皇室民主化の落とし穴” という文章で, 日本の皇室とイギリスの王室の比較を徹底的に排除しています. 両者を比較することで, 両者の良し悪しは相半ばするので, 安易な比較は, イギリス王室に対して礼を失した文章にもなるので, それは避けるべきであるという山田弘先生の主張が浮き出てきます.
日本で一般的に言われていることがらを思い切ってすべて削除することで, 返って英文でその真意を伝えることになるという山田弘先生からの ”部落学序説” の筆者である私に対するアドバイスであると受けとめました.
2024/01/08
山田弘著 ”中学英語で日本の歴史が紹介できる” の精読をはじめて笑みがこぼれる・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
イギリスの古書店から, "Introduction to the Theology of Karl Barth" が届く・・・
猪苗代から戻ると, Amazon経由で イギリスの古書店に注文していた "Introduction to the Theology of Karl Barth" が届いていました . 45年前 (1979年) に出版された本なので見るからに古本...
-
猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
-
午前中、妻は、94歳に認知症の、妻の実家のおかあさんをかかりつけの医院に連れて行きました。処方された薬がなくなってきたからです。明日から1週間雪が降るそうなので、94歳のおかあさんを雪の中、隣の隣村の医院まで連れていくのは大変なので、今日、薬をもらってくるとかで、おかあさんと一緒...
0 件のコメント:
コメントを投稿