2024/01/08

English Writing に際し, 自己盗用・自己剽窃のミスを犯さないために・・・

    2005年5月に, インターネットのブログ上で, ”部落学序説” の執筆を, 公開書き下ろしではじめました. 

    そのとき, 読者の方々から, ”部落学序説” とその関連ブログ群で書いた内容を, 執筆者の吉田向学が, 暗黙裡に訂正したり変更したり削除したりしないことを要求されました.  それは, 私が書いた ”部落学序説” をひとつの論文として, 読者の方々が受け入れ, 認めたということを意味していました. 

    一度, 公表したものは, 執筆者本人であるといっても, 秘密裏にあるいは公然と訂正・変更・削除は出来ないということは, 無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私の部落史研究の師である, 当時の山口県立文書館の北川健先生から私淑した姿勢でもあります. その一般ルールを無視して, 自分の過去の論文を典拠を示すことなく引用したり再掲したりすることは, ”自己盗用・自己剽窃” にあたります. 

    ただ, 例外はあるようです. インターネットで検索していましたら, こんな記事がありました. 

    ”よく似た論文を2つの異なる言語で発表する場合です. としても内容としては1つであることを明確にしておく必要があり, 出版記録上では, 2つの別々の論文としてカウントされるべきではないでしょう."

    しかし, もしそうなら, ”部落学序説” を改に英語で書き直すのではなく, 最初から, 著者自身による ”部落学序説” の翻訳・英訳として公開したほうがよさそうです. 翻訳・英訳なら, ”自己盗用・自己剽窃” のあやまちを犯すことはないでしょうから・・・. 英語で書き直すとき, 旧長州藩領地の史資料ではなく, 江戸時代の諸藩の史資料に置き換えるつもりでいましたが, それも ”自己盗用” になる可能性が大・・・! ”部落学序説” を英訳する際に, 旧長州藩以外の史資料は, 注記文で紹介すればいいだけ・・・

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