この前、テレビの<ぽつんと一軒家>という番組を見ていて、ひとり暮らしをしている高齢のおばさんが、2本爪鍬を持っていました。
妻は、<あなた、見て、見て! あのおばあさん、爪が2本の鍬を使ってるわ! あんなのがあるのね・・・>と感心していました。筆者が、妻の実家棚田のハス田の備中レンコンを掘り起こすために、3本爪の備中鍬の1本の爪を切断機で切り落として2本爪にしました。その爪の間に、備中レンコンの茎を入れてその左右の土を掘り起こしていきます。刃先の幅は7cm・・・。その茎の下に備中レンコンがあるかないのか、素手でも確認・・・。備中レンコンが横たわっていることを確認すると、他の鍬をつかって、ていねいに掘り起こしていきます。
市販の農具を使ってつくったというレンコン掘り専用鍬は、むかしから農具として存在している<2本爪鍬>、<2本爪備中鍬>の類似品であるようです。<2本爪鍬>、意外と高価ですね・・・。刃先の巾はいろいろあって、用途によって使い分けする必要がありそうです。
妻の実家のおとうさんが使っていた備中鍬は4本爪・・・。筆者は重たくて使いこなすことができず3本爪を購入・・・。その3本爪も重くて使えないというので、小型の3本爪を購入しましたが、妻は、姫鍬で事足りるといいますので、妻用の3本爪備中鍬の爪を1本切り落として2本爪にしました。農家が高齢化して、80歳になり90歳になっても、この2本爪の備中鍬を使うと、畑を耕して自給用のコメ(陸稲)・野菜を栽培することができそうです。
2022/10/04
3本爪の備中鍬を2本爪にして、レンコン掘りに使用・・・
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