筆者、英語論文として、あらためて『部落学』を執筆するための準備として、被差別部落史・被差別部落問題の一般説・通説を概観するために、『部落問題事典』(1986)と『新修部落問題事典』(1999)を通読することにしました。
しかし、『新修部落問題事典』(1999)は不思議な本ですね。本の表題に、<Concise Encyclopedia Buraku Issues>と表記されているのに、日本語の索引はあっても、英語の索引はありません。もちろん、『部落問題事典』にも英語の索引はありません。インターネットで『部落問題事典』・『新修部落問題事典』の英語版があるかないか、検索してみましたが、ヒットしませんでした。
日本語と英語で同時執筆で『部落学』を書くのではなく、英語で書くことに絞った方がよさそうです。日本の被差別部落の問題は、日本固有の問題ではなく、西欧諸国が大きくかかわった問題であることを明らかにするのも、『部落学』執筆の目的ですから・・・。
2022/10/15
被差別部落史・被差別部落問題の一般説・通説を概観するために・・・
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