2021/12/07

本田豊著<愛知県被差別部落形成史>・・・

 今日、インターネットで注文していた、本田豊著『戦国大名と賎民 信長・秀吉・家康と部落形成』が届きました。


本の帯に記されたキャッチフレーズと違って、本の内容は、まえがきにあるように、<愛知県における被差別部落の形成史を解明しようとして、書かれたものです>とありますから、その内容は『愛知県被差別部落形成史』ないし『試論・愛知県被差別部落形成史』であるようです。

本田豊の本の中では、この本は、被差別部落の写真が多数掲載されています。写真を掲載する意味がどこにあるのか、首をかしげたくなる写真も少なくありません。この本、『部落学序説』の筆者の視点・視角・視座からしますと、被差別部落の人々を<賎民>とみなす差別思想・賎民史観にどっぷりとつかった左翼思想の部落史研究者の文章そのままです。

その写真のひとつに<東北の部落>(○○県○○市)と説明書きがされてありますが、写真に写っている道路沿いの民家は商売をしている家でしょう? これだと、その商店に対する営業妨害と同じではないでしょうか? 被差別部落の写真を掲載するとき、一般的にはカラー写真では掲載されませんね。カラフルに見えますので、被差別のイメージがでにくい、それで、あえて白黒写真で掲載する場合が多いようですが、本田豊の本もその例にもれず・・・。しかも、東北や東北人、東北の被差別部落に対するバカにしたような文章・・・。それに、名古屋市の改良住宅の写真・・・。

本田豊著『戦国大名と賎民 信長・秀吉・家康と部落形成』は、文章も写真も、まるまる差別文書・・・。最近インターネット上で<部落探訪>として現在の写真が掲載されていますが、その<部落探訪>の写真や映像を見たときの胸糞悪さ・・・。被差別部落出身でなくても、嫌悪感を抱かされます。本田豊のこの本もそれと同類・・・。やはり、インターネット上で『全国部落調査』を流したのは、部落解放の運動団体が仕組んだ自作自演・・・? そう思われるような、本田豊の本でした。

この本は、2005年12月に出版・・・。筆者のブログ『部落学序説』は、2005年5月に書き始めました。陰と陽の違いがあります。もちろん、陰は本田豊の本で、陽は筆者の『部落学序説』です。

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