2022/01/02

午後、手書きで年賀状の返信・・・

今日の午後、年賀状の返信を手書きで書きました。右手に関節障害のある筆者、筆記するとすぐ痛みがきます。

横浜日赤病院で、北里大学医学部の田場先生から手術を受けましたが、障害者になった牧師は神奈川教区の開拓伝道にふさわしくないとの理由で辞任を求められたことがあります。田場先生は、<人生は長いから障害者手帳を申請したほうがいい。必要な書類は整えるから・・・>とおっしゃってくださったのですが、筆者は申請しませんでした。

日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき、中学校1年生のときに級担任の尾崎節子先生から<邦文タイプクラブ>に入るように勧められて、尾崎節子先生指導のもと邦文タイプライターを習いました。それで、筆者、週報や説教原稿を印刷するために邦文タイプライターを使っていました。それからしばらくして、富士通のマイオアシスというワープロが普及し、親指シフトのマイオアシスで自由自在に文章を作成、プリントアウトすることができるようになりました。その後、山口県立下松工業高校の公開講座でBASICプログラミンをならい、副業として情報処理の世界に飛び込みました。しかし、右手で筆記しますと、やはり痛みが来て、無理をすると1週間右手が使えなくなりますので、筆記することがすっかりなくなってしまいました。もちろん、年賀状を手書きで出すのは不可能でした。西中国教区の先輩牧師たちは、<コンピュータは人民を管理するための道具だ。牧師はそんな道具を使うべきでない。ワープロで打った申請書は受理できない>と全面否定していました。隠退牧師になり、妻の故郷・湖南に戻ってからは、日々農作業に追われましたが、右手で押すときはすぐ痛みがくるものの、右手で引くときは痛みが来ないことがわかって、右手で作業をするときは、すべて<引く>作業ですることにしました。そしてまる9年・・・。今年は年賀状の枚数が8枚程度なので、パソコンではなく、手書きで年賀状を書くことにしました。時々、けいれんがきて字が乱れるものの、8枚の年賀状を手書きで書き上げることができました。痛みはなし・・・。40年ぶりの快挙です。聖書では、40年は試練の年・・・。筆者も、右手の痛みから解放されたのかもしれません。

妻は、筆者が手書きした年賀状を読みながら、<あなた、あなたの年賀状、パソコンでつくるより、手書きの方がやさしくて、とてもいいわよ・・・>と話していました。手書きで書くと、要点を絞ってしか書くことができない・・・。パソコンで書くと、どうしても文章が冗長になってしまいます。


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