筆者の蔵書は、約3000冊・・・。
筆者、これまで古書・古本を集めるときは、1分野20冊までと決めていました。3000冊では、約150分野の本を集めたことになります。しかも、non-fiction ばかり・・・。もちろん、便宜上の分類ですので、重複する本を加えますと、1分野30冊程度になります。
たとえば、筆者の祖父・吉田永學の先祖が住職・修験僧をしていた信州栗田村の真言宗観聖寺の本尊である聖徳太子について調べるために集めた本約20冊のうちに、黛弘道他編『聖徳太子事典』の<推古朝の法>(斎川眞)には、中国法移植前の日本固有の古代法を調べるための方法が記載されていたりします。筆者が<司法・警察>と表現するときの役職・職務そのものは古代までさかのぼることができるのです。
<日本法制史>に関する本も約20冊ありますが、この分野の本も、<被差別部落史>と重複してきますし、<日本警察史>もかなり濃密に<被差別部落史>と重複してきます。しかし、筆者は、原則として、1分野、1主題に関して約20冊を収集してきました。それが150分野ということですから、筆者の独学は、独学といってもそれなりの独学です。
ひとつの論文を書くときは、最低でも20冊を読破するのが、無学歴・無資格の吉田向学流です。
2022/01/02
1分野20冊を読んで自分の見解をまとめる・・・
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