2022/01/03

冬ごもり、春さりくれば・・・

『万葉集』の歌の一節・・・。
 
<冬木成 春去来者
冬ごもり、春さりくれば>

歳をとると、認知機能が低下してくるのは世の常・・・。それを補うのは、本・・・。<去る>は、<離れて行く。遠ざかる。>という意味だけでなく、<季節や時を表す語について「近づく」。「来る」。>を意味する。例:「夕去れば」は「夕方になれば」の謂い。<冬木成>は、<春>にかかる枕詞・・・。

金子武雄著『称詞・枕詞・序詞の研究』も、インターネットの日本の古本屋経由で入手したまま、まだ一度も読んでいない・・・。古文書の解釈は、一語一語の正確な語釈からはじまる・・・。無学歴・無資格、文献解釈学とは無縁の筆者、使い慣れた聖書解釈法を流用して日本の古文書を読んでいます。日本の古文書の解釈的技法は、昔から、金子武雄から学ぶことが多い・・・。金子武雄は、肥後和男とともに、筆者が尊敬する日本の学者のひとりです。もちろん、無学歴・無資格の筆者、彼らの著作を通してのみ、その研究成果に触れるのみ・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿

花菖蒲水面に映る妻の顔・・・

    今朝, 銀行に行って, 某組合の2024年度の会費を組合の口座に振込ました.      家に戻るとすぐ, 妻とふたりで,妻の実家の棚田の田に出かけました. 妻は, 雨除け栽培用トンネルのトマトの苗の手入れをしました. 私は, ハス田で雑草とり・・・. 今朝, 夢の中で, ...