『万葉集』の歌の一節・・・。
<冬木成 春去来者
冬ごもり、春さりくれば>
歳をとると、認知機能が低下してくるのは世の常・・・。それを補うのは、本・・・。<去る>は、<離れて行く。遠ざかる。>という意味だけでなく、<季節や時を表す語について「近づく」。「来る」。>を意味する。例:「夕去れば」は「夕方になれば」の謂い。<冬木成>は、<春>にかかる枕詞・・・。
金子武雄著『称詞・枕詞・序詞の研究』も、インターネットの日本の古本屋経由で入手したまま、まだ一度も読んでいない・・・。古文書の解釈は、一語一語の正確な語釈からはじまる・・・。無学歴・無資格、文献解釈学とは無縁の筆者、使い慣れた聖書解釈法を流用して日本の古文書を読んでいます。日本の古文書の解釈的技法は、昔から、金子武雄から学ぶことが多い・・・。金子武雄は、肥後和男とともに、筆者が尊敬する日本の学者のひとりです。もちろん、無学歴・無資格の筆者、彼らの著作を通してのみ、その研究成果に触れるのみ・・・。
2022/01/03
冬ごもり、春さりくれば・・・
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