今日、猪苗代町へ買い物にでかけました。くるまを運転しながら、妻に、毎朝、3人の哲学者、ヤスパース、ヴィトゲンシュタイン、ラートブルフの哲学書を読んでいるけれど、三重奏のようにあたまのなかに響いてくるようになったと話をしました。
そして、哲学の三重奏だけでなく、神学、医学、法学、歴史学、民俗学、宗教学、農学のそれぞえの三重奏についても話をし、73歳になって、はじめて、学問のオーケストラがあたまなで響くようになったと話をしました。妻は、<三重奏だけでも大変なのに、オーケストラね、あなたらしくていいじゃない?>と話していました。
そのオーエストラがかなでる主題はひとつだけ・・・。人生を所与の人生として神の前で生きるものにあたえられる神の恵みと祝福という主題・・・。
筆者の独学の核は、ゲーテの『ファウスト』の<悲劇の第一部>の冒頭に出てくる言葉、
<ファウスト ああ、わたしはこれで哲学も
法学も医学も
あらずもがなの神学まで
熱心に骨おって研究しつくした。
そのあげくのはてがこのとおり哀れな愚かものだ。
前よりもちっとも賢くなっていない
・・・
ひとかどのことを知っているなどと、うぬぼれはせず、
人間をよりよくし、改宗させるために
何か教えることができると、うぬぼれもしない。
財産も金も持たなければ、
世間の栄華や名誉も持たない。>
高校を卒業するとき、公務員をしていた父が倒れ、大学進学を断念せざるを得なかった。そのとき、独学しても、どんな学歴も資格も取得できないなら、最初からなんの役にもたたないとファウストのいう哲学、法学、医学、神学の4教科を学ぶことにしようと決断しましたが、<そのあげくのはてがこのとおり哀れな愚かものだ。> しかし、筆者のこれまでの人生の日々、主のことばがずっと語りかけていました。
<人間というものは、努めている間は迷うものだ。
・・・
よい人間は暗黒の衝動にかられても、
正しい道を決して忘れはしないものだ>。
2021/12/05
哲学の三重奏だけでなく、神学・医学・法学・歴史学・民俗学・宗教学・農学の三重奏を加えて、学問のオーケストラ・・・
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