妻のふるさと・湖南の赤津村は、昔から無医村・・・。
そのため、日ごろから、病気になったり、ケガをしたりしないように健康管理をしなければなりません。もし、病気になったりケガをしたりしたときは、医者にかかるまでの間に、適切な処置をする必要があります。無医村の、農村的地域社会で生きるためには、その知識・技術が必要です。
そのために筆者が集めた医学専門書は、筆者が若かりし日、5年間、某医学研究所付属病院で臨床病理検査をしていたときに医師から読むことを進められた医学専門書を中心に300冊hど集めました。重要な医学書は、ほとんどが、国立金沢大学医学部の廃棄本です。
その300冊の本の中には、緊急医療に関する本も少なくありません。『FIRST AID MANUAL Emergency procedures for Everyone at Home, at Work or at Leisure EIGHTH EDITION 』 もそのひとつです。the British Red Cross によって作成された<緊急処置マニュアル>です。人と人とのかかわりがどのようなものでなければならないのか、写真入りで説明してくれています。
この本を読んでいると、高校2年生のときから通いはじめた、高校の裏山の竜王山の山麓にある日本屋敷の Sweden Covenant Mission の宣教師のカーリン・アッセルヘード先生を思い出します。看護婦の資格をもって宣教師になった方で、高校生の筆者に、その腕を見せながら、<一皮むけば、人間はみな同じです。>と話しておられました。宣教師のグンナル・クリスチャンソン先生は、その腕を出し、筆者の腕と比べながら、<どちらの肌が白いと思いますか? 日本人である吉田くんの方が白いでしょう。わたしの肌は白ではなくピンク色なので、吉田くんは白人で、わたしはピンク人です>と話していました。『FIRST AID MANUAL』に出てくる黒人は、そういう意味では、黒人ではなく<ブラウン人>です。
2021/12/05
『FIRST AID MANUAL Emergency procedures for Everyone at Home, at Work or at Leisure』
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