2021/12/10

『部落学序説』再掲、236/449文書(52.5%)

cocolog 上の『部落学序説』を Blogger 上の『部落学序説』へ手作業で再掲しています。gooblog 上の『部落学序説』は、誰かによって書き直されて差別文書化されている可能性がありましたので、gooblog の『部落学序説』ではなく、cocolog上の『部落学序説』(原本)を再掲することにしました。

筆者、無学歴・無資格、部落史研究の門外漢ですが、そのことを一番よくご存知なのは、部落解放同盟新南陽支部の学習会に参加されていた方々や、新南陽支部の部落史研究会の方々です。

なにしろ、筆者、何も知らないで、部落差別とはなになのか、それを学ぶために、部落解放同盟新南陽支部の学習会に参加させてもらったのですから・・・。部落解放同盟山口県連には、14~15支部がありましたが、部落出身者ではない、大学教授・学校教師・新聞記者・宗教者などが参加できて、被差別部落の方々の被差別体験や、差別されたときの対応、被差別部落の歴史と伝承について、ありのままの証言を聞くことができ、希望すれば、差別事件が起きたときの糾弾会も<見学>することができたのは、部落解放同盟新南陽支部だけでした。ほかの支部では、そういうことは不可能であるということでした。

西日本新聞の記者の方や、下関書店の方から、山口の地における社会問題との関わり方についていろいろアドバイスも受けることができたことも幸いしました。

筆者が牧師をしていた教会の書記担当役員の方は、徳山市議会の事務局に勤めていて、議員の方々の同和対策事業のための先進地調査や実態調査に度々同行したことがあり、ドライブと称して筆者を山口の同和地区に連れていってくれました。いろいろな要素が積み重なって、部落史研究の門外漢である筆者も、徐々に考えさせられることが多くなりました。

筆者が牧師をしていた教会は、小さな教会で、しかも前任者が自害したとされる教会で、再建の可能性なしと言われていた教会です。役員会から、副業を持つことを求められ、徳山市議会の事務局に勤めていた書記担当役員の方の指導で、MYOASISというワープロの親指シフトを使ったワープロ速記法を伝授され、しかも、教会のすぐ近くにあった山口県立下松工業高校の公開講座に2人で参加、FMBASICのプログラミングを習い、それをマスター、情報処理関連の仕事を副業にするようになりました。システム設計・施工・保守の仕事ですが、あるとき、山口のNTTとNHKの合同の人材派遣会社から、山口県立東部産業技術学校と山口県立東部女性就業センターの講師を依頼され、10年間、ワープロ・表計算・データベースの取得講座の講師をしていました。そのあと、3年間、山口県立田布施農業高校大島分校(園芸科)などでネットワークの保守やシステム開発の仕事をしていましたが、そのとき仕事先の県立高校8校の同和教育担当の高校教師の方々と部落差別問題とその解決方法について話し合う機会が多々あり、『部落学序説』の構想を練っていました。高校での仕事から離れたあと、筆者、副業から遠ざかり、1年半、それまで集めた史資料・文献・書籍を整理し、2005年5月に、インターネットのブログ上で『部落学序説』を公開で書き下ろしをはじめました。

筆者の『部落学序説』は、いろいろな方々からのアドバイスを受け、練りに練って、書きあげたものです。筆者の『部落学序説』は、筆者の<独創>によるものではなく、部落差別の完全解消を願う人々の思いをくみ入れた<協働>作業でした。そのため、筆者の独断で、この『部落学序説』をネット上から消し去ることはできないのです。部落差別が完全解消される日が訪れるまでは・・・。

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