朝、筆者の寝室の雨戸をあけたとき、樹氷となった梅の木の枝に14~15羽のスズメたちが20cmほど飛び上がっては、羽ばたいていました。冬の積雪期間、雨戸を開けた筆者に、すずめたちが、<おじいちゃん、雪が降って餌がないの。いつものお米、ちょうだい!>と催促するときの仕草です。
筆者、着替えるとすぐ農機具の小屋に行って除雪用ラッセルで雪かきをして、軒の下2か所に、2019年産コシヒカリの玄米をまいてやりました。梅の木の枝にとまって、筆者がしていることをながめているスズメたちに、<ぴちゅ、ぴちゅ>とスズメの鳴きまねをして合図してやる、また羽ばたいていました。<おじいちゃん、ありがとう>と、筆者のこころのなかの<聞き耳頭巾>が翻訳してくれます。
このところ、スズメの姿が全然見えなくて、心配していたのですが、今朝、1群れのスズメの姿を見て、筆者、一安心しました。朝食をとっているとき、今の前の庭木に、三々五々、スズメたちがやってきて、居間の中の筆者と妻を見ていました。すずめたち、筆者と妻の<同棲同類>(高村光太郎の詩の一節)の家族です。毎朝、誰も訪れることのない雪国での、お互いの安否確認・・・!
2021/12/02
朝、樹氷となった梅の木の枝にスズメの群れが・・・
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