2021/12/03

朝の哲学三重奏・・・

 今朝5:30に起床・・・。いつもの健康管理をして、『英訳聖書』(NSRV)を通読・・・。そのあと、ヤスパース、、ヴィトゲンシュタイン、ラートブルフの本を読みました。この3人の哲学者の語る言葉は、三重奏になって、筆者のこころとあたまに、ひとつの主題となって響いてきます。


今朝、通読したヤスパースの『哲学』(全3巻)は、社会的にひとつの強制力をもった思想(例えば、筆者が差別思想であると断定する賎民史観など)の本質と限界に関するヤスパースの哲学的見解が記されていました。部落史研究の学者・研究者・教育者が累積してきた知識を<単一化>して、国民にその共有を押し付けることの問題性について、多くの示唆を受けることができました。それは、彼らが<単一化>した教説を<真理>として誤解させるものであり、<単一化>(すべてことを賎民史観的観点から考察すること)することで、部落史研究をめぐる<多様性>を切り捨てることによって、諸<矛盾>を内に抱え込むことになり、その<矛盾>を隠蔽するために、法や政治の力をもって<強制>を強化する・・・。しかし、<それ自体が時の経過と共に失望させる>ことに、彼らは気づいていない・・・。

<法務省権調第123号>の、実際のプロバイダーによる運用形態を観察するにつけ、<法務省権調第123号>は、言論の自由を認める、民主主義・自由主義に対する著しい反動的な<法>でしかない。それは、これまでの部落史研究や部落解放運動が、言葉や教育、学習をもって成功することがなかったこと、被差別部落の人々を解放することができなかったことへの<自白>に過ぎない・・・。

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