朝、読んだヴィトゲンシュタインの言葉・・・。
<だれだって、傷ついた他人の姿なんか、みたくはない。だから、他人が傷つかない姿で登場するほうが、誰にとっても気持ちがいい。だれだって、わけもわからず侮辱され傷ついた人の顔など、見たいとは思わない。このことを忘れてはならない。侮辱され傷ついた人にたいしては、かれに友人として近づくよりも、かれをがまん強く――辛抱して――避けることのほうが、ずっと簡単である。友人として近づくためには、勇気までが必要になる>。
ここでいう、<わけもわからず侮辱され傷ついた人>というのは、ヴィトゲンシュタインの出自でもあるユダヤ人のことです。
ヴィトゲンシュタインは、<わたしの本は、小さなサークルの人びとのためにだけ書かれたものである。・・・かれらが、わたしの文化圏の住人だからである。ほかの人たちが、わたしにとって異邦人であるとすれば、逆にかれらは、いわば祖国の同胞なのだ。>といいますが、筆者のブログ『部落学序説』に登場してくる<被差別部落の人びと>は、<傷つかない姿>で登場してきます。しかし、差別者も被差別者も多くのひとは、それを<虚構>だといい<きれいごと>だといいます。差別者も被差別者も、被差別者は、歴史の中でずっと差別されてきた、みじめであわれて気の毒な人であったと主張し、それを根拠に、同和対策事業を国や地方行政に求め続けている・・・。差別者も被差別者も差別を売りものにして、利権に群がり私腹を肥やすことにのみ汲々としている限り、日本の社会から部落差別はなくならない。
朝の哲学三重奏は、ひとつとなって、筆者に、被差別部落の人びとを<傷つかない姿>で登場させる『部落学序説』にたいする応援歌のように響いてきます。
2021/12/03
だれだって、傷ついた他人の姿なんか、みたくはない・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
午前9:30-午後1:30 段々畑で畝つくり・・・
今日は, 午前9:30-午後1:30 段々畑で畝つくりをしました. 妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスの中で, 各種野菜の種をポットにまいて育苗していますが, どの種もいい苗に成長しています. 老化苗になる前に移植しなければならないので, 早く畝作りをした...
-
歌会始の歌を聞きながら, 私も1首・・・. 夢という言葉を使ってはいませんが・・・. 吉田 永學 ふりかえり 歩みし道に悔いはなし 主のみことばに 従い歩めば 子供の頃から, 歌心・詩心の少ない私は, 俳句・和歌・詩をつくることが大...
-
昨夜、サポート期間が終了した、Windows8.1Proに、無償の、Google の ChromeOS Fle をインストールすために、USBインストーラを作成しました。 試行錯誤・悪戦苦闘しながら、やっと、Windows8.1pro のポータブルノートパソコンを使ってインストー...
0 件のコメント:
コメントを投稿