福島県, 大雪で農業用ハウスなど７５０棟以上が被害・・・

    妻の実家の田のある棚田の他の農家の農業用ビニールハウスが倒壊している光景を目にしますと, 今年の豪雪にともなう農業用ビニールハウスの倒壊数が気になり， インターネットで検索してみました.

    "大雪で農業用ハウスなど７５０棟以上が被害 (福テレ)
    2025年02月22日 18:00

    今年２月の記録的な大雪で, 福島県内では会津地方を中心に農業用ハウスなど７５０棟以上が被害にあったことが分かった. 福島県によると, ２月４日からの大雪により、各地で農業用ハウスの倒壊などが相次いで確認されていて, これまでに会津地方を中心にあわせて７５３棟が被害にあったという. また, この雪で県内では２人が亡くなり４１人が重軽傷を負っている."

    福島県は引き続き被害状況の調査を進めることにしている。

    専業農家やプロの農家(兼業農家)は, これまでの雪害経験から，"ハウスを強化するため支柱を設置するなど対策を施していた"そうですが, "パイプの強度" (農業用単管パイプの経) が, 今回の豪雪のように, 積雪量が1平方m当たり20kgを超える積雪の場合, 雪害でハウスの倒壊やハウスの中で栽培している野菜などの直接的被害につながったようです. まれにみる豪雪のため, ハウスの所有者である農家が, 家から出ることが出来ず, ハウスへの交通手段も確保できず, 適切なときに除雪作業を行うことができなかったことで, ハウスの倒壊を招き寄せることになったようです.

    "ハウスを立て直すためには1棟あたり200万円程度かかる" そうです. それに, 倒壊したハウスの農業用パイプを撤去する費用もかかるようです. "農業共済"に入っている専業農家・プロの農家 (兼業農家) は, "再建築に必要な費用の4割" を受け取ることができるようです.  6割は自己負担となる "恐怖"・・・. 材料費が高騰しているので, 300万円✕２棟✕6割＝360万, 自己負担になります. 

    妻は, "私の農業用ハウスが潰れなかったということは, 主なる神さまが, 今年も有機・無農薬でコメと野菜を栽培していいと承諾してくださったことを意味するわ・・・." と話していました.