今朝はすっきりした目覚め・・・

    今朝はすっきりした目覚めでした. 

    ”英訳聖書” (NEB) の続きを読みました. 昨日から, パウロのローマ人への手紙に入ったところです. 

    "理性" は, いつでも健全な状態にあるのではなく, 時として, 病的状態に陥る子可能性があります. 自らの内に, 自分に利する思想を構築し, それに基づいて, 他国の領土と国民, その歴史と文化・経済を徹底的に破壊し, 隷属化しようとする病的状態に陥ることもしばしば・・・. ウクライナに侵略戦争をしかけ, ウクライナの国土を荒廃させ、ウクライナの人々の尊い命を奪うロシア大統領プーチンの理性は狂気の, 病んだ理性・・・. プーチンの外交・政策・戦争に付和雷同するロシアの官僚や起業家, それをさらに支持するロシア正教の教職者や国民の理性も病んでいる・・・. 

    病んだ理性の背後にあるのは, "自然" と "歴史" の "真実" に対する否定と憎悪・・・. カインの末裔である, 殺人と殺戮者は, 常に, 他者から同じ危害を与えられることを恐れて, 想定される他者との戦争に備えて, 都市国家を建設し, その都市を堀や塹壕, 城壁で防御し, 兵と兵器を常備, 敵として想定した相手に戦争を挑み, 敵をせん滅, その土地や財産, 人民を収奪して省みない・・・. 

    使徒パウロは, 病んだ "理性" を批判してやまない・・・. 病歴な "理性" とは違って, 健全な "理性" は, "自然" と "歴史" の "真実" の背後にある, 天地を創造し, 生きとし生けるものをもまり育ててくださる主なる神の真実に真実をもってこたえる・・・！ パウロはいう, 主なる神は、決してひとを偏りみるようなお方ではないと. 差別・偏見・抑圧・排除・疎外は, 病んだ "理性" が作り出し, 利己の利益のために追求してやまないものだと・・・.