午前中、精米してコシヒカリをおくる・・・

午前中、新米のコシヒカリ、３０ｋｇ×２袋を、KUBOTAのコイン精米所で精米して、娘のご主人の実家のおとうさんとおかあさんに３０ｋｇ、それから、雨宮栄一先生の追悼集を送ってくださった方が、電話で、その代金は福島さんの農産物でいいと話しておられましたので、今日、その方に、新米のコシヒカリ２０ｋｇ×１袋を送りました。

KUBOTAのコイン精米所に行ったとき、先客の老夫婦がいて、８０代半ばと思われるご主人が、＜今、精米をはじめたばかりです。２袋精米しますので、しばらくおまちください＞と言われるので、筆者、待つことにしました。おふたりが３０ｋｇの米袋を運んでいるのを見て、＜てつだってあげようか・・・＞と思ったのですが、＜このご夫婦の姿は、１０年後の私と妻の姿に違いない。どうやって精米するのか、観察させてもらおう・・・＞と思いなおして、じっと見ていました。ご主人は、心臓に負担がくるようでした。精米が終わると、おくさんが、筆者の軽トラに近寄ってきて、マスクをはずして、＜おまたせしました＞とあいさつされました。筆者、＜仲、いいですね！＞とお答えすると、そのおくさん、とてもうれしそうな顔をされていました。

そして、精米をはじめたのですが、１００円が投入されていました。それで、筆者、６００円かかる精米料金を５００円ですますことができました。高齢のご夫婦、＜おまたせしました＞という言葉だけでなく、形にそれをあらわしておられたようです。＜湖南の農家にも、　このようなこころくばりができるご夫婦がいるんだ・・・＞と思いを改めさせられました。